西京区 牛ケ瀬林ノ本町より、
【iPhone14promaxの水没修理】のご依頼でした。
iPhoneをお風呂に落してしまい
気が付かずにそのまま何時間がおいてしまったと
ご来店頂きました。
iPhoneは、水分に弱い為
水分に浸かってしまうと
パーツが壊れてしまったり、起動不良になってしまったりなど
故障を多く起こしてしまう原因になります。
今回は夏に向けて水場へ
iPhoneを持っていく機会も増えると思うので
iPhoneの水没修理について紹介させて頂きます。
iPhone14シリーズの耐水性
iPhoneの耐水性は、機種ごとに少しずつ異なっており、
最新機種になるほどその性能は上がっていきます。
iPhone 14シリーズの防水性能は、全機種共通で最高クラスの「IP68」です。
防沫性能、耐水性能、防塵性能 IEC規格60529にもとづくIP68等級
(最大水深6メートルで最大30分間)
「IP〇〇」という表記は、よく見かけるかと思いますが
どういう意味なのか次で説明させて頂きます。
「IP〇〇」とは?
この「IP〇〇」というのは、防水等級を表します。
iPhone 14シリーズの「IP68」は、
防塵性能が6、防水性能が8であることを意味しており、どちらも最高レベルです。
防塵性能
表記 種類 保護の程度
IP5× 防塵形 粉塵が内部に進入することを防止する。
若干の粉塵の侵入があっても正常な運転を阻害しない。
IP6× 耐塵形 粉塵が内部に侵入しない。
防水性能
表記 種類 保護の程度
IP×5 噴流水に対する保護
いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響をうけない。
IP×6 暴噴流に対する保護
いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響をうけない。
IP×7 浸漬に対する保護
規定の圧力、時間で一時的に水中に浸水しても内部に浸水の形跡がないこと。
IP×8 水没に対する保護
製造者によって規定される条件に従って、水中に浸水しても内部に浸水の形跡がないこと。
iPhone、実は耐水性、耐塵性ともにとても優秀な部類です!
iPhoneは水場で使わない!
耐水、防塵ともに高いレベルと聞くと、お風呂に持ち込んでもよさそうですね。
ですが、iPhone14シリーズは最高クラスの「IP68」に対応していますが、
IP等級は常温の真水における規格なので、お風呂やプール、海などでの使用はNGです。
Appleの公式ページにも、下記のように明記されています。
水濡れによる損傷を防ぐため、以下の行為はお控えください。
iPhone を着用したまま泳ぐまたは入浴する
iPhone に水圧が強い水や流速が大きい水をかける
(たとえば、シャワー、サーフィン、ジェットスキーなどに持ち込む)
iPhone をサウナやスチームルームで使う
iPhone を意図的に水没させる
推奨される温度範囲外、または極度に湿度の高い条件下で iPhone を動作させる
iPhone を落とすなど、衝撃を与える
iPhone を分解する (ネジを外すなど)
また、防水・防塵性能は経年劣化により低下する可能性があります。
水濡れによる故障は保証の対象外なので、あくまで「水濡れしても大丈夫な可能性が高い」
くらいに考えておくのが良いでしょう!