京都府亀岡市 旭町撫山より、
【AQUOS SENSE 5Gの水没修理】のご依頼でした。
台所で使用している時に
うっかり流し台に落してしまったとのこと。
そして落とした後、電源を切り2~3日放置した後で
充電をしたら画面がつかなくなってしまいご来店頂きました。
画面がつかなくなってすぐにお持ちいただいた為、
水分除去作業のみで可動するようになりました。
スマホをお水の中に落してしまうと
慌てて起動するか確かめたくなってしまいます。
ですが、水没してしまった時にしてはいけないことが
あるのはご存知でしょうか?
今回は、水没修理について紹介させて頂きます。
スマホは、防水ではなく耐水の物が多い
そもそも、スマホは精密機器なのでお水が苦手なのですが
スマホには防水性能が付いているものはほとんどありません。
Androidには、完全防水の物もありますが
スマホのほとんどは防水ではなく耐水です。
iPhoneも耐水性との記載があり、防水ではありません。
耐水と防水の違いについては、どちらも通さないわけではありません。
防水は、「完全」に水を通さないことを指しますが
耐水は、「ある程度」水を通さないことを指します。
なので耐水であるスマホは、イメージとして
上から水がかかる程度なら耐えることができますが
水中に落してしまうと少量ではありますが水が入ってしまう可能性があると
とらえて頂くのが良いでしょう。
水没後の対処法
水没させてしまった後の対処法も紹介させて頂きます。
・すぐに電源を消す
→濡れたパーツに通電させてしまうとショートを起こしてしまう可能性があるため
すぐに電源を切ってください。
・乾いたタオルなどで外部の水分を除去する
→充電口やスピーカー部分、イヤホンジャック部分を
中心に水分を拭き取ってください。
・SIMカードを取り出す
→SIMカードの入れっぱなしは通信障害を起こしてしまう可能性があります。
SIMカードトレーを引き出した際に内部に水が入らないように
必ず、外部を拭き取ってから取り出すようにしてください。
・あとは、乾燥させてください
→乾燥させる時は、自然乾燥で放置してください。
この間に電源を入れたりはせずに乾燥させます。
乾燥させても中に沢山水分が入ってしまった場合、
中に残ってしまう事があるため
水没後はなるべく修理店へ持ち込むことをオススメ致します。
水没時やってはいけない事
逆にやってはいけないことも簡単に紹介させて頂きます。
・充電をする
→電源ボタンを押しても起動しない場合、
充電コードをさすことで起動をさせることができますが
内部に水分が残っているとショートしてしまう為、充電はしてはだめです。
・iPhoneを振る
→内部の水分が基板の方に飛んでしまう恐れがあるため
・ドライヤーでの乾燥
→熱風を当てることでバッテリーを膨張させてしまうリスクがあります。