向日市 鶏冠井町七反田より
【iPhone12の画面修理】のご依頼でした。
画面にバーコードのようにたくさん線が入るように
なってしまったとお持ちいただきました。
このバーコードのような線が画面に沢山入ってしまう故障は、
よくお持ちいただきます。
この故障は、液晶が故障してしまうと起こる症状になります。
今回は、画面修理について紹介させて頂きます。
【目次】
画面は3層1体型
液晶故障で画面に線が入ってしまう故障に関しては
外のガラスパーツやタッチパネルには異常はなく
液晶のみが壊れてしまう故障が多いです。
この時、液晶のみ交換ができませんか?というお声を頂くことがあります。
液晶のみの交換は難しいというお返事をするのですが
これは、画面の造りが関係してきています。
iPhoneの画面は、3層1体型の構造になっているためです。
上からガラス、タッチパネル、液晶の順番でついていて
下に行くほど繊細なつくりになっていて一番下の液晶は
ガラスが割れない程度の衝撃でも故障してしまう事があるほどです。
別々の3枚のパネルを1つに圧着してパーツになっているため
どこか一つが壊れてしまっているだけでもまるごとの交換になるわけです。
液晶故障の原因
液晶故障はいろいろな理由によって起こりますが
最も多い理由は落下による衝撃です。
液晶が壊れてしまう原因についても詳しく書いていきます。
・落下時の衝撃や圧力による故障
→落としてしまった時の衝撃もそうですが
画面に大きな圧力がかかっても液晶が故障することがあります。
この時に画面に黒いシミが出てきてしまうと液漏れしているという状態になります。
・水没による液晶の故障
→水没故障してしまった時に液晶と画面の間に水が入ってしまうと
画面上に水たまりのようなシミが出てくることがあります。
このシミは水分が蒸発しても消えません。
・画面分離による液晶の故障
→画面の圧着している層が剥がれてしまう事を画面分離と言いますが
画面が分離してしまうと液晶が液漏れを起こし故障してしまいます。
液晶故障は早めの修理を
今回は、画面の液晶の故障について詳しく紹介してきました。
液晶が故障してしまうと、タッチパネルにも影響が出てくることはご存知でしょうか?
誤操作が起こり、暗証番号を勝手に入力してしまい
iPhone本体にロックがかかってしまい、使用できなくなってしまう事があるため
液晶故障はお早めの修理をオススメしております。