乙訓郡 大山崎町より、
【Galaxy s6 egdeのバッテリー交換】のご依頼でした。
バッテリーが膨張してしまい、
起動しなくなってしまったとご来店頂きました。
バッテリーは、劣化すると
充電が他無くなってきてしまうのは皆さんご存知かとは
思います。
ですが、バッテリーの劣化が進行すると
バッテリーがまるで風船のようにぱんぱんに膨れます。
その状態でおいておくのはアリなのか等
今回は、バッテリーの膨張について紹介させていただきます。
【目次】
リチウムイオンバッテリーって?
スマホに内蔵されているバッテリーは、
小型で軽量、充電スピードが早く、手軽に充電が出来ることから
リチウムイオンバッテリーが採用されています。
このリチウムイオンバッテリーは、
消耗品であり、寿命や何度充電して、使用に伴う放電ができるかなどの
大体の回数が決まっています。
寿命は、約2~3年でそれ以上過ぎても、使用は可能ですが
本体に大きな負荷がかかるためあまりオススメできません。
また、このリチウムイオンバッテリーは
通電して電気を貯めようとする際に化学反応を起こし
蓄電しているのが特徴です。
乙訓郡 大山崎町より、修理依頼承っております。
膨張する原因
バッテリーが劣化することでバッテリーが膨張することに間違いはありません。
ですが、劣化が主な原因であれば、何年も同じバッテリーを使用しているけれど
膨張することなく使える方もいて不思議です。
じつは、劣化よりもバッテリーの膨張を引き起こしやすいのは
「過充電」と「過放電」があります。
「過充電」とは、電池の容量が100%を超えてからも
さらにエネルギーを詰め込もうと充電してしまう状態のことです。
過充電の状態では、劣化していない状態では制御されている蓄電するのに必要な化学反応が
制御しきれないほど起きてしまい、劣化が進行しやすくなります。
そして、バッテリーが劣化した状態だとさらに酸素も放出され、電解液の酸化分解
より、さまざまなガスが発生します。
また、過充電は単なるガス発生のみならず異常発熱等の要因にもなる非常に危険な状態です。
市場に出回る製品であれば、通常は電池内部に組み込まれた制御回路の働きによって
過充電になる前に電池への通電を遮り、過充電されないように制御しています。
しかし、電池の品質や制御回路の性能などにも依存するため、
過充電による電池劣化のリスクは存在します。
リチウムイオン電池を用いた機器の中には安価な非正規バッテリーや充電器が
売られているものもありますが、電池制御の重要性を考えるとよほど特別な事情がないかぎり
正規品以外は極力使用をしない方が良いでしょう。
一方、「過放電」とは、電池の容量が0%を表示している状態から
さらにエネルギーを取り出そうと放電してしまう状態のことです。
リチウムイオン電池には「自己放電」という特性があり、
使用していない状態でも電池の容量は徐々に減っていきます。
また、機器によっては内部回路を動作させるために電源オフの状態でも
電力消費が発生する場合もあります。
いずれにせよ長期間放置した電池は容量が減少して過放電になる恐れがあります。
過放電の状態があまり長く継続すると、電池の負極に用いられている銅箔が溶けてしまいます。
この銅溶出と並行して電解液の還元分解反応が進行することによって大量のガスが発生します。
バッテリーは劣化してしまうと
膨張や発火のリスクがあるため定期的な交換を
オススメ致します。
乙訓郡 大山崎町より、修理依頼承っております。