長岡京市 井ノ内向井芝より
【iPhone6Sの画面交換】のご依頼でした。
画面がつかなくなったとご来店頂きました。
実は、こちらのお客様
お水に落してしまったそうです。
その際に、内部に水分が入っていないか不安で
ご自身で一度、iPhoneを開けてみたとのことでした。
修理屋さんにiPhoneを出すよりも自己修理を
行った方がもちろんお安く済むため、
自身でされる方も少なくないかと思います。
今回は、自己修理について紹介させて頂きます。
自己修理はしてもいいの?
修理店へ持ち込むよりも安く済むのであれば
自分で修理するのも悪くないよななんて思ってしまいがちですが
やめた方が良いでしょう。
理由としては、故障したパーツなどを取り外すのに
最初に画面や背面のパーツを取り外すのですが、この工程で
力加減を間違えると画面パーツを故障させてしまう恐れがあるためです。
画面が壊れている、または外すことが出来たとしても
内部パーツや画面を本体に繋いでいるコネクターなどは
繊細なつくりの為、ちぎってしまったり
静電気などで故障させてしまうリスクもあります。
修理する時に他のパーツを故障させてしまっては
可動しなくなってしまう場合もあるため、自己修理はお勧めできません。
自己修理は違法になる可能性も?
ほとんどの無線通信機器には技適マークと呼ばれるものがあります。
これは、総務省の電波法によって定められた技術基準に適合してていることを
証明するマークでiPhoneの端末にもあります。
自己修理を行うこと自体は違法ではないのですが、
本体を分解しパネルやバッテリーなどのパーツを交換してしまうと
改造された端末とみなされ、
修理された無線通信機器の技適マークはその効力をはく奪されてしまいます。
自分で修理した後でも電波を使用しない状態で
iPhoneを利用することは問題ないのですが、
自己修理した後も電波を受信発信しiPhoneを使用すると電波法に抵触する恐れがあります。
データがなくなったり、基板故障の可能性も
一番上で、パーツが壊れる危険性について紹介しましたが
スマホは、精密機器なのでもちろん基板やパーツが
沢山繋がって出来ています。
中でも基板は、データを記憶させている大切な部分であり
ここが破損してしまうとデータが飛んでしまったり
最悪、基板故障で起動しなくなってしまう可能性も。
基板修理になってしまうと
データをそのまま残せるかは壊れた箇所次第となってしまう為
なるべく修理店での修理をおすすめ致します。