西京区 牛ケ瀬新田泓町より、
【iPhone13ProMAXのバッテリー交換】のご依頼いただきました。
お持ち込みいただいた時には
バッテリーがパンパンに膨張しており
画面を押し上げてしまって本体から画面が外れてしまった状態での
ご来店でした。
バッテリーが劣化してしまうと
膨張や発火のリスクがあり大変危険です。
今回は、バッテリーについて紹介させて頂きます。
何故リチウムイオンバッテリー?
スマホの内部に入っているバッテリーは、
何故リチウムイオンバッテリーなのかご存知でしょうか?
それは、従来のバッテリー技術と比べて、リチウムイオンバッテリーは
一段と速く充電でき、一段と長持ちするからです。
また、より高い出力密度を持っているので耐用年数が延びた一方で、
バッテリー本体は軽くなり持ち運びに最適です。
そういった観点からもリチウムイオンバッテリーが
スマホのバッテリーとして採用されています。
高速充電と低速充電
Appleのリチウムイオンバッテリーは、
バッテリー容量の80%までは高速充電し、
その後、低速のトリクル充電に切り替わります。
最初の80%に達するまでの時間は、
設定方法と充電しているデバイスの種類によって異なります。
推奨されるバッテリー温度を超えると、
ソフトウェアが80%以上の充電を制限する場合もあります。
この複合的な充電プロセスが、
デバイスをより短時間で外に持ち出せるようにするだけでなく、
バッテリーの耐用年数も延ばします。
また、iPhoneのバッテリーは、
充電の前に電力を全て使いきる事をしなくても
繰り返し充電をして使用可能です。
バッテリー容量の100%に相当する電力を使う(放電する)と
1回の充電サイクルが完了します
例えば、バッテリー容量の75%を1日で消費し、夜間にフル充電したとします。
その翌日に25%を消費、つまり合計100%を消費すると、
2日で1回の充電サイクルを完了したことになります。
1回のサイクルを完了するのに数日かかることもあるかもしれません。
どんな種類のバッテリーも、ある程度の回数の充電を繰り返すと容量が減少します。
リチウムイオンバッテリーなら、充電サイクルを完了するごとに減る容量はわずかです。
バッテリーは、消耗品
バッテリーは、消耗品です。
使っていたら劣化してしまうのは仕方のない事です。
なので、バッテリーが劣化して膨張する前に
バッテリーの定期的な交換をオススメ致します。