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今回は「有機EL(OLED)」と「液晶（LCD)」
の違いに関して紹介していきます。
液晶と有機EL
有機EL(OLED)
Organic Electro Luminescence Diode⇨有機発光ダイオード
略してOLEDです。
◉仕組み
有機EL素子が使用されています。
電流が流れると素子自体が発光して
映像が映し出されています。
有機ELのディスプレイは
（ RGB ）赤 緑 青
の三つの画素がそれぞれ発光するので
鮮明に写ります。
またこの仕組みだと
液晶（LCD)に必要な「バックライト」
は必要がないので搭載されていません。
よって重量が液晶に比べると薄く軽く
なっております。
液晶（LCD)
liquid crystal display：リクイッド・クリスタル・ディスプレイ
略して液晶です。
◉仕組み
液晶（LCD)が使用されています。
電流を流すことで光を通したり
遮断したりすることが可能です。
液晶の背面から光をあてることにより
映像が映し出される仕組みです。
この仕組みになるので先程は必要がなかった
バックライトが搭載されています。
また、バックライトの性能により
色味が変化します。
液晶画面は
RGB（赤・緑・青）の 3 つのカラーと
フィルター・シャッターが
あり一つの画素にまとまっており、色を統制しています。
色を切り替える際にシャッターがで隠している仕組みになります。
有機ELの店で修理するべきなのか
iPhoneの場合
最新端末に関しては「有機EL」搭載
している端末が多いんです。
有機EL搭載機種
・iPhoneX, XS, XSMax
・iPhone11Pro, 11ProMax
・iPhone12, 12mini, 12Pro, 12ProMax
・iPhone13, 13mini, 13Pro, 13ProMax
・iPhone14,14Pro,14Promax,14plus
液晶（LCD)搭載機種
・iPhone5，5s，5c
・iPhoneSE (第1世代)
・iPhone6, 6Plus, 6s, 6sPlus
・iPhone7, 7Plus
・iPhone8, 8Plus
・iPhoneSE (第2世代)
・iPhoneXR
・iPhone11
・iPhoneSE(3世代）
非正規店で修理する場合
「有機EL」で修理するべきなのかという点ですが
予算にもよります。
有機ELにも品質の良し悪しがあります。
高品質のパーツだと「有機EL」でも
料金設定が高めになります。
しかし、低価格有機ELで修理する際は注意が必要です。
有機ELの「ソフト」と「ハード」
有機ELの中でも
「ソフト」と「ハード」があるんです。
「ソフト」が品質的にはいいのですが
仕入れ金額が高額になるので修理費用も高くなります。
「ハード」は品質があまり良くなく
有機ELで修理料金が安い場合「ハード」の
可能性があるので注意が必要です。
ソフト
まず、ソフトと言われる部分
以外は発光部分がフィルム製であることです。
フィルム製なので湾曲・衝撃に強く
色味やパネルの厚みが純正品に近いです。
また、画面の表示領域広いです。
（画面の黒ふち部分が太くない為）
ハード
発光部分がガラス製になっています。
そのため湾曲や衝撃の弱く割れやすくなっている為
少しの衝撃で内部が割れて画面がうつらなくなる
という事例も多いんです。
色味に関しても黄色っぽく黒い傾向にあります。
画面の表示領域も狭い（画面の黒ふち部分が黒い）
角度をつけると色味が変わる。
さらにロック画面の
カメラとライトの部分の反応が悪い傾向にあります。
結論修理業者に
有機ELのソフトかハードか確認して
ハードだった場合は断然液晶で修理することがお勧めです。
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